2006/06/05
全日本ロードレース選手権第4戦オートポリス
シーズン前半戦はこれで終了。
真夏の耐久シリーズで巻き返しや!!
JSB1000
MotoMap SUPPLY
波多野祐樹選手

ダブルエントリーで活躍が期待された波多野君は、残念ながらフルエントリーしてるST600のほうで予選落ちという結果になってしもた。レースウイークは金曜日の練習走行から天気が不安定で、状況にあわせたセッティングがなかなか決まらん中、土曜日の予選が始まり、予選のA、B組で条件が大きく変わる中を良いタイミングでタイムを出せなかったというのがすべてやったかな。決められた時間の中で、刻々と変わる雨脚の強いときと弱いときにあわせたアタックのタイミングがかみあわなかったんやな。けど、そ~は言うても、波多野君が走ったB組のライダー同士は条件が一緒。今回ダンロップが用意してくれた新しいスペックのレインタイヤも活かせずじまいやったのが残念や。状況、条件によっての予選の組み立てというか、自分の力を出しきる前に天候に振り回されて終わってしまった感じやったな。
JSBクラスのほうは、今年は雨でも晴れでもトップチームのレベルが高いのは皆さんもご存知のとおり。そんな中でマシンが仕上がってない状態でサーキット入りしたサプライチームにとっては、天気が不安定でなかなか走り込みができずに、セッティングを進められなかったのが不調の大きな原因やったかな。チームもマシンもライダーもまだまだ進むべき方向を模索している最中だったのが印象的やった。何とか天気が回復した決勝やったけど、ぶっつけ本番のドライセッティングで無理がきかずに、何とか走りきったという結果しか出せなかったかな。それでも今回のレースでよかったことも悪かったことも全部波多野君にとっては貴重な経験になったと思う。とりあえずしばらくは全日本シリーズが中断されて、ノンタイトルの鈴鹿300km、8耐と真夏の耐久をシーズンに入ってくるんで、そこで軌道修正して後半戦につなげたいところやな。今野君の復活も微妙なところらしいけど(※)、波多野君は続けて参戦する予定なので、チームメイトが誰になるのか気になるところやけど、チームを含めた総合力の強化に期待したいね。
※鈴鹿300kmには、北川圭一/波多野祐樹組で参戦することが決定。
ST600
MotoMap VEGA
寺本幸司選手

今回の寺もっちゃんは1回目の予選失敗を除けば、今期一番のいいレースを見せてくれたね。予選1回目は不安定な天候に状況を左右され、アタックのタイミングを逃してしまい、またまた下位に沈没してしもたんや。けど、うまく気持ちを切り替えて、2回目の予選ではクラストップタイムをたたき出し、汚名挽回の走りを見せてくれた。リザルトの一番上に名前があるのは気持ちが良いもんやし、チームの士気を一気に上げ、流れを変えることができたのはよかったね。総合順位の結果は一回目の順位が響き、モヒカン確定の4列目になってしもたんやけど、1回目の失敗のあとを、ちゃんとしきりなおして決勝結果が4位という、シリ上がりに良い方向にもっていける安定感は、今年の寺もっちゃんの自信をもっているところ。ほんの少しのタイミングが結果に大きく左右する激戦クラスだけに、タラレバはないけど3位になったヨシムラの篤よりアベレージが良かっただけに、メチャ悔しいレース展開になってしもたのが印象的やったね。今年は、終わってみれば表彰台まであと少しというレースが続いているだけに言いも悪いも、寺もっちゃんとベガチームのスタッフのテンションは上がってるはず。全日本は次の菅生戦までかなりの時間があるし、それまでにシーズン前半を振り返って足りなかったところを徹底的に洗いなおして、負けん気を結果につなげてくれる事を期待したいね。
まとめ
MotoMap2チームとも、とりあえずシリーズの前半戦は終了。ここからは300km、8耐と真夏の耐久シーズンに入っていくんやけど、なんとかここで弾みをつけて後半戦の巻き返しに持っていきたいところやね。スプリントも耐久もそれぞれ違った魅力があるけど、どちらも面白いことは間違いないんで、皆さん楽しみにしといてください。

