2006/06/15
鈴鹿300km耐久ロードレース
体力的にかなりしんどかったか…「1人300km」
けど、8耐に向けての試練やな。己を鍛えるべし!!
MotoMap SUPPLY
波多野祐樹

多くのチームが2人交代で走る決勝レースは、急遽、北川君の欠場で、スタートからフィニッシュまでの2時間を波多野君が、2回のピットストップで走りきる「1人300km」になってしもたわけやけど、まさに耐久!って感じやったなぁ。一人でも抜いていかなあかんのに体がついてこん。体が疲れたら心も弱り、戦う気力も薄れてくるもんやから、最後はみんなの応援がきいてきて盛り返せんねんけど、さすがに2時間は辛いわな。正直、後半はバテとった。人間の集中力の持続は1時間が限界らしいけど、8耐は他のマシンとの戦いだけじゃなく、自分の能力の限界との戦いになるから、あと1ヵ月半先の本番を見据えたメニューを組んで、みっちりトレーニングして本番に挑んでほしいな。
やっぱり、集中力を持続させるためには、フィジカルコンディションは重要。体力的にキツかったら戦う気なんかなくなるしな。はよチェッカー振ってくれ~(笑)。いや、でも真面目な話、ボクが’85年にヨシムラで初めて8耐に出たときは、それまでは若いし(当時25歳)「バイクに乗るのにトレーニングなんかいらんやろ!!」ぐらいに考えとったんやけど、それまでに乗ったチームのバイクと比べて、ヨシムラのマシン性能は格段に違い、加速力もすごいし最高速も速くて、タイヤのグリップもいいから体力的にかなりしんどくて、レースの後半は腕なんかもパンパンになって、アクセルのコントロールもままならんバテバテの状態になってしもたことを恥ずかしながら思い出してしまうわ。けど、それ以来マジメにやるようになったよ、トレーニング。いや、まじまじ(笑)。
マシン的には北川君が短い時間で作ってくれたベースをもとに、波多野君なりに変えていったようやったけど、結局、北川君のベースに戻して走ったらしい。北川君がパッと乗って出した2分12秒5というタイムを目標に、アタックを決めたかった予選でも、セクター区間はベストで来たけど遅いマシンに引っかかって13秒台どまりやった。けど、2&4からの自己ベストを更新することができたから、その北川効果は確実にあったやろな。けど、波多野君の予選を見ていて思ったんやけど、タイヤの使い方がまだまだやな。タイヤのホントにオイシイところでタイムを出すには勇気も必要やし、その勇気を出せるのは、これまでの積み重ねた経験が大切になってくる。今のタイヤの性能からいって、鈴鹿やったら大体5周目くらいまでにタイムを出さんと、おそらくそれ以上は一発タイムが出ないはず。そこらへんのマネージメントもこれから勉強していかないといかん課題ちゃうかな~。とはいえ、マシンの方向性も決まってきて何とか先が見えてきたのは間違いない。8耐は今野君とのコンビになるけど、若い2人のパワーで存在感を示してほしいな。
まとめ
さて、いよいよ8耐シーズンの到来や。今野君も復帰に向けてリハビリに励んでいるらしいし、300kmを経てマシンの方向も決まってきた。そろそろMotoMapの存在感を見せつける巻き返しが始まりそうな気配やな。国内最大のレースに向けて着々と準備を進めてますんで、お祭りイベント鈴鹿8耐に皆さん駆けつけてMotoMap SUPPLYに声援を送ってください!!

