2006/05/25
全日本ロードレース選手権第4戦
オートポリス テスト
オートポリス テスト
波多野ダブルエントリーは経験を積むチャンス!!
寺もっちゃんは予選が勝負や!!
JSB1000
MotoMap SUPPLY
波多野祐樹選手

なんと、筑波のレースで無理がたたったのか、レース後に今野君の手首の状態があまり思わしくないという結果になり、鈴鹿2&4に続いて波多野君がJSBマシンに乗ることになりました。チームとしては、今野君にケガの回復を優先してもらって、状態が良くなってからまた乗ってもらおうという判断を下したんやな。今回、波多野君にとって鈴鹿と違うところは、ST600とのダブルエントリーで走ることになったこと。おそらく体力的にはキツイ上に、JSBとST600では感覚が違うから、乗り換えるときの切り替えが難しくなってくるとは思うけど、ダブルエントリーできるということはライダーとして願ってもないチャンス。波多野祐樹というライダーの将来を考えた上で貴重な経験になることは間違いないね。
で、今回のテストはというと、これまた天候が悪かった。雨もそやけど特に風!! 台風1号の影響を受けてしもたんやな。そのためテスト当日の金曜日はほとんど何もできなかったんで、急遽延長して土、日のスポーツ走行を走ることになった。天気は回復したんやけど、JSBマシンのほうは、まだベースのセッティングが出てない感じやったね。1コーナーを抜けてからの区間とか、オートポリスはタイムを稼ぐための高速コーナーが重要なポイントなんやけど、そこでマシンが安定しなくて、マシンと格闘しながらアクセルを開けていくという、まだまだ足回りが決まってない状態が続いてるみたいやった。いろいろ試行錯誤しとったみたいやけど、レーシングマシンはちょっと方向性を変えたのが当たって、一気にタイムアップすることもあるから、金曜日のフリー走行からその解決策を早く見つけ出して、生き生きした波多野君の走りが見られる事を期待したいところやね。
ST600
MotoMap VEGA
寺本幸司選手

寺もっちゃんは、今回のテストでもアベレージタイム的にはヨシムラの篤と同じくらいか、それよりもよかったみたいで、レースシュミレーションはまずまずの出来やったようやね。今年の新型GSX-R600はライバルマシンと比べても、コンスタントなラップが刻めるバランスのいい状態にあるのは筑波でも実証済み。勝つためには予選順位が重要!! やけど、今回のテストで寺もっちゃんは、自己ベストも更新できなかったらしいから、テーマであるマシンの力を出し切って一発タイムを出すという目的に対しては不安を残したテスト結果になったね。
一発タイムを出すポイントは、新品タイヤの一番オイシイところを活かすことができるかどうかにかかってくる。大体3~4周目あたりのタイヤもしっかりと暖まったところでタイムが出せるようにならんと、タイヤの性能を出し切っているとはいえへんね。今回も10周目あたりにベストタイムが出るなんて力を出し切れてないだけのことやと思う。そんな感じでテーマもハッキリしてるし、やらなあかんこともわかってるから、あとは寺もっちゃんが予選でタイムアタックが成功するかどうかにかかってる。前のレポートでも書いたけど、悪くても予選2列目までに入ることができれば優勝を狙えるチャンスがあるはずや。集中した寺もっちゃんの予選での走りに注目やね!
まとめ
波多野君はダブルエントリーということで体力的にはキツいかもしれへんけど、経験を積むという意味では絶好のチャンスやね。変に結果を残そうとして肩に力が入り過ぎないように、焦らずに2クラスの本番に臨んでほしい。寺もっちゃんは、毎回言うとることやけど予選が勝負や!! ポテンシャルからいったら1列目に入りたいところ。3列目以降やったら罰として、モヒカン? いやボウズやな(笑)。あとは天気しだい!! 最近続いている降ったり止んだりじゃなくて、快晴の下でレースをやりたいね。オートポリスは絶対面白いレースになると思うんで、大自然の中を皆さんバイクに乗って応援しに駆けつけてくださ~い。

