2006/04/02
全日本ロードレース選手権 第1戦 もてぎ決勝
開幕戦は2チームとも残念な結果に
次戦以降の建て直しに期待やな
JSB1000
Moto Map SUPLLY
今野由寛選手
う~ん。今回のMoto Mapの2チームは、まとめられなかった事前テストからの流れを引きずったまま本番に臨んでしまったという感じやったなぁ。しかも2台とも予選で転倒!ケガのため決勝は欠場となってしもた。開幕戦を戦えないのはライダーもチームも悔しいところやけど、しっかりリハビリに励んで早く治してほしいね。また2戦目以降から仕切りなおすつもりで戦う2人の元気な姿を期待しましょう。今回のレースは桜が咲いてるのにまだまだ寒くて、路面温度が思ったより低かったのもライダー達を困惑させる原因になっていたみたいやな。全体で見ても転倒者が多かった。そんな中で今野君はサスのセットアップとタイヤテストを中心に走りこんどったんやけど、まだまだ模索しているような状態やった。特にブレーキング時フィーリングがなかなか安定しなかったようや。フリー走行の終わりには、それも徐々によくなってたようやけど、まだ今野君が自信を持って攻めれるようなマシンには仕上がってなかったみたいやった。
しかし、予選ともなればタイムを出していかなあかんのがライダーの宿命ってやつで、アタックにいったものの、なんとトラブルから1コーナーで転倒して左手首を負傷してしまったんや。
次戦の2&4には間に合わないけど、復帰に向けてリハビリを頑張ってますんで、復帰後の今野君のレースを楽しみに待つことにしましょう。
ST600
Moto Map VEGA
寺本孝司選手
寺もっちゃんも、待ちに待ったNEWマシンのデビュー戦で、いいとこを見せられへんうちにレースが終わってしまった印象やったなぁ……。こちらもいろいろとセッティングを模索しているうちに予選が始まって、アタックラップ中の後半、ダウンヒルの先90度コーナーの立ち上がりでBIGハイサイドで転倒。左ヒザと左足首を負傷してしもたんや。いろいろ試している中で、まだ「ここが悪い」っていうポイントが見つけられへんなかで、寺もっちゃん自身がチームを引っ張っていかなあかんという責任感の強さから「俺がやらなきゃ」って気持ちが強く出すぎたんやろな。チーム全体の中でライダーとしての役割である走りにもっと集中するべきやったんかな。寺もっちゃんも「うーん」って、うなっとったけど、そこがレースの難しいところなんや。まぁ、いっぱい悩みに悩んで強くなることや、自分の中で答えが見つけられたら、また一皮向けることができるやろし、新型マシンのポテンシャルはヨシムラの篤が証明してるから、早く怪我を治してサムライ寺本の復活を、まってまっせ~。
ST600
レーシングサプライ 角力斗雲(きんとうん)
波多野祐樹選手

全体的に暗い話が多かった週末やったけど、そんな中で明るい話題を提供してくれたのが、この男、波多野祐樹君や。熱心なファンでもなかなか知らんと思うけど、昨年からST600クラスに参戦しているライダーで、今回のレースでは4位争いの中を見事6位と同着の7位でフィニッシュ!今年から新型R-600に乗り換えていきなりの好走には驚いたねぇ。バイクのポテンシャルと共に波多野君の潜在能力も発揮することができたんとちゃうかな。このクラスにも慣れてきて、走りに集中できる環境が整ったようや。練習走行の時から目立つ走りをしとったしね。本人は、いつも飄々としているところがあるんやけど、人の話も素直に聞くし器用なところもあると見た。スズキの若手ライダーの中では、今野君の次世代として期待できる一人であることをアピールできたしよく頑張った。レースは11番手スタートながら、ヨシムラの篤を含む4位グループの中で堂々と渡り合っとったし、なんと一時は篤の前を走っとった。マシンの優劣がそれほどないST600で、JSBトップクラスのライダーとバトルができたことは、彼にとって大きな自信になったと思うよ。波多野祐樹。この名前をぜひとも覚えて今後注目してあげてほしいね。
まとめ
いろいろあったけど、今回が新型GSX-R600のデビュー戦。篤が乗っての結果やけど、フリー走行でトップ、予選でも2番手と、このマシンの戦闘力が十分であることを証明してくれた。寺もっちゃんをはじめ、GSX-R600に乗るライダーたちのこれからの活躍に大いに期待していただいて結構!! そして次の2&4鈴鹿はJSBクラスのみの開催やけど、スズキ勢は開幕戦の分もここで盛り返しますんで、皆さんぜひとも応援よろしくたのんます!!そーそー、言い忘れましたが2&4には今野君に代わって波多野君がMOTOMAPサプライからJSBクラスに出場します。ルーキーの戦いにご声援をよろしくお願いします。

