MotoMapSUPPLY 波多野祐樹
さて全日本選手権も今回の岡山国際を含めて残りあと2戦となりました。振り返ってみると波多野君が最も勢いの良いい走りが出来たのは第4戦のオートポリス大会で快走した9位フィニッシの時なんやね。その調子を以降のレースでも期待されたんやけどなかなかその時のような走りが出来ずに苦戦が続いてしまっているのが現状なんや。一言で言うとバイクのセッティングにハマッテいるようやけど、同じGSX-R1000K7で戦うヨシムラの2人が鈴鹿8耐以降に調子を上げてきた事を思うとバイクの仕上げかたしだいで戦闘能力は上がるはずなんやけどね。
JSBクラスのトップを走る為にはバイクの特性と使っているタイヤの特性を理解したうえでそれに合わせた足回りなどの細かい調整が必要になるのは今までに何度も言ってきたことなんやけど、逆にそこが少し外れているだけでも大きな差が出てしまうという繊細な面も持ち合わせているのも事実なんやな。気合と根性だけでは通用しないレベルの高さがあるのも理解しなければならないんや。
今回も目指せ31秒台やったけど、バイクがまとまらない中で予選中に記録した32秒台前半がレースウイーク中のベストタイムとなってしまった。結果、総合予選順位は7列目20番手グリッドからのスタートやったけど、ライダーが頑張れるスタートからすぐのまだタイヤが完全に暖まる前の1周目に順位を上げていくという頑張りだけは今回も魅せてくれたね。
1周目の順位は6台抜きの14番手。5周目には12番手にまで上げていったがレース後半は単独走行になり13番手でフィニッシュ。レース中のベストタイムも33秒台止まりと辛いレースになってしまった。レース終了時点の年間ランキングは11位争いを展開中で、最終戦の鈴鹿が2ヒート制で行われどちらもフルポイントが与えられるから来年に向けてもその争いだけは制してほしいね。
あと1回!終わりよければすべてよし!?最終戦の快走に期待しましょう。
MotoMapVEGA 寺本幸司
あかん!あかん!一言で言うと今回は流れが悪かった。前回の菅生戦では決勝前になんとかまとめてフィニッシュして、次に期待される結果が出せたんやけど、今回はそうは問屋がおろさんかったね。ウイーク中には事前テストで出なかった34秒台にも入れることが出来たし、レースを戦うための準備はある程度できてたはずやったんとちゃうかな。グリッド2列目4番手は寺もっちゃんとしてはまずまずのスタート位置やったし、優勝争いには絡める予定やったはず。
しかし、決勝日の午前中に降った雨が残ったST600クラスのスタート直前のコース状況は岡山国際サーキットを良く知る寺もっちゃんから「ここは乾きが悪いのでレインで行きます」のビックリ宣言が飛び出すくらいコースのほとんどがしっとりと濡れていたんやね。これからレースをするライダーにとっては精神的によくない状況からのスタートとなったんや。けど、予選上位のライダー全員がレース後半に路面が乾きレインタイヤがもたないと判断して前半のリスクを負ってでもドライタイヤでスタートする判断をしていたんや。レインで勝負の寺もっちゃん!結末はいかに!
ところがここで神様からのお告げが?なんとレインを履いていた寺もっちゃんのリヤタイヤに問題が発生し急遽グリッド上で新品のドライタイヤに履き替えることになったんや。結局この判断が正しかったことはレース後に証明されるんやけど、寺もっちゃんにとっては幸いにして少し不安を抱いた状態でのスタートとなったんやな。
スタートはキッチリ決めてホールショットで1コーナーへトップで進入!けど濡れた路面と暖まっていないタイヤのフィーリングが悪く徐々に後退しながら1周目を6位で通過。その後も8位まで後退するが慎重にバイクの状況を確認しながら後半の追い上げを考えての走行と落ち着いてのレース運びとなっていたんやけど、4周目に入った2コーナーのアプローチでイン側から他車に当てられコースアウトして転倒リタイヤとなってしまった。○×・◎YOU!
危険な場所だっただけに大きな怪我をせずに済んだのが幸いやったけど、結果を残せなかったことが残念やったね。今シーズンも残りは最終戦の鈴鹿だけとなってしまったけど開幕戦の時のようなトップ争いができるように次の事前テストでバイクを仕上げてくれることを期待しましょう。


