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2007年04月01日

全日本ロードレース選手権 開幕戦 もてぎ

今年も全日本選手権がツインリンク茂木で開幕されました。
桜も咲き、暖かいシーズンへと向かうこの時期は、日々の気温の変化も激しいこともあり路面温度の変化に左右され易いレーシングバイクのセッティングに、苦労をさせられる時期でもあるんですな。例年どおり開幕戦のレースウイークは木曜日から練習走行が行われたんやけど、半袖でOKというくらいに暖かな絶好の走行条件から始まったんや。

Moto Map SUPPLY 波多野祐樹
Moto Map SUPPLYチームの波多野君は、事前テストから木曜日のプラス一日を含めた決勝までの走行時間を目一杯使って、新型バイクを理解しながらサスペンションなどのベストセッティングを見つけ出すために走りこんで頑張ってたんやけど、予選の土曜日が朝から気温がグッと下がり、午後に行われた今回初めてF-1などでも採用されているのと同じようなノックアウト方式の予選前に、なんと冷たい雨が降り出してしもたんや。15分×3回の各1セクションごとに20台 - 9台 - ポールポジション決定と篩いにかけられるルールの中で、雨のセッティングが決まってなかった波多野君は15分という少ない時間のなかでタイムを上げることができず、第2セッションに進めず、早々に27番手グリッドが決まってしまったんや。

突然のレインコンディションを15分という短い時間で攻略できなかったことには悔しさが残ったんやけど、決勝日は晴れるとの予想やし「スタートを決めて上位進出を狙いますよ」と、ドライでのレースに向けての意気込みは見せてくれてたね。決勝レースは、好スタートを決めて1周で8台をごぼう抜きにして19位で帰ってくるという気合の走り!その後も順調に順位を上げて9周目には15位まで浮上し、その後は、今野君と最後までバトルをするという展開になったんやな。

見ているほうはサプライチームの新旧ライダーの争いということで、けっこう盛り上がってるようやったけどね。今年から20位までポイントが与えられるので、ノーポイントだけは避けられたのは幸いやったかな。15位争いに敗れた波多野君の悔しさだけが残るレースになってしもたかな。今回の開幕戦は予選順位こそ悪いところにハマッテしまったけど、決勝では16位と11もポジションを挽回することができたし、最後までバトルをしたことで自分に足りないものを発見できたはず。目指すところはまだまだ上にあるやろけど、次の鈴鹿2&4へ向けての大きな収穫を得たと思って、バイクの調子を上げるために事前テストでステップアップを目指していきたいところやね。
波多野


Moto Map VEGA 寺本幸司
まぁーみなさん聞いてください!
なんと、寺本幸司君が開幕戦のST600クラスで2位フィニッシュを果たし、表彰台の一角をゲットしました!
なんと、というと怒られそうですが、初めて見た寺もっちゃんのトップ争いと初表彰台なもんで、無事にチェッカーを受けるまで安心できなかったのが本音なんです。本人もレース後すぐには素直なホッとした喜びと、勝てなかった悔しさが顔に出てきて、レーサー寺本幸司の顔は半笑いのような複雑な喜怒顔をみせてくれてました。おめでとう。

今年のST600クラスは、昨年のランキング4位までがJSBクラスへトラバーユしたため、ランキング5位の寺もっちゃんが、このクラスのNO.1ライダーとして戦う。なんて事を前回のレポートでプレッシャーをこめて書きましたが、多くの速いライダーがひしめきあう、簡単には勝たせてくれない激戦クラスであるのは今年も変わらんのです。

今年は勝つ!ためにレースウイークに入ってからも力を入れていたのは、今年からサスペンションの変更が可能になったルールに基づいたセッティングの調整出しに多くの時間をかけてましたね。茂木のコースはハードブレーキングで自信がもてるバイクが勝負になったら強みを発揮するので、突っ込み寺本にとってもじっくりと時間をかけてでも納得のいく仕上がりにしたいと走り込みをしていたね。

土曜日に行われた予選は午後が雨になったため、午前中の1回目にたたき出した2番手タイムでフロントローからのスタートポジションをゲット。決勝レース直前のグリッドでは、初めて見るような緊張した顔をしていた寺もっちゃんやったけど、スタートではホールショットをバッチリ決めてレースをリードしていく展開になったんやね。終始トップ争いをしていたなかで、いままで問題が出なかったミッションの入りが悪くなってミスをしたり、ブレーキが不安定になるなど、万全の状態で走れていなかったらしいけど、みんなの期待を裏切らずに最終ラップには勝負も仕掛けてくれた。残念ながら優勝はできなかったけど、エンターテーナー寺本幸司の真髄を見せてくれたので、ツインリンクに駆けつけたお客さんは大いに盛り上がっとたね。

今年はチームとライダーの雰囲気も一段と団結したファミリー的な落ち着いた良い感じが出ているし、セッティングの取り組み方も自信をもって挑めているのが結果に繋がっているんやないかな。次の筑波戦も昨年ヨシムラの渡辺篤がGSX-Rで優勝した相性の良いコースやし、寺もっちゃんの好きなコースでもあるので、チャンピオンシップを考えながらもチャンスは逃さずに早い時期に初優勝を決めてくれる事を期待したいですね。
寺本

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