みなさんこんにちは、今回は8耐の前哨戦、鈴鹿300kmのMotoMap SUPLLYチームのレースレポートをお送りします。
今回、ペアライダー民辻啓選手と2人での参戦です。彼は、元々サプライチーム出身のライダーで、チームを離れてからアメリカAMAでのレース参戦経験のあるライダーです。


今回は事前テストなし。ですからマシンのセットアップも出来ず、民辻もマシンに乗る時間がない中、ぶっつけでのレースとなります。
新庄は、オートポリスでの課題としてコーナーでのマシンの向き変えとライン取りがテーマでした。そこで、レース前に竜洋コースで開催している、北川ライディングスクールに新庄を参加させました。ライディングスクールのテーマは基本的なライディング技術を身に付けるのと、マシンの向き替えが1番のテーマとしてやっています。ですから新庄にとってぴったりなテーマなのです。コーススラロームでの走りを見るとしっかりと向き変えが出来ていないのです。新庄はひたすら走り、マシンの向きの変え方が分かってきたのか、どんどん上達していきました。最後のほうはいい感じで出来るようになってきました。これをサーキットで応用出来ればタイムアップに繋がるはずです。鈴鹿のレースが楽しみです。
さてレースウィークに入って公式練習。
まず民辻ですが、レーサーに乗るのは久しぶりなので、マシンに慣れるのが1番の課題です。新庄と交互に走るのですが、お互いタイムが出ないし、新庄もライディングスクールでの成果が出るかと思ったのですが、全くタイムが出ません。どうやらマシンのセッティングが決まっていないようでした。
2回目の走行では、新庄が転倒。スリップダウンだったので幸い怪我なく、次の走行までにスタッフがマシンを直して走行することができました。
前回のオートポリスから車体のサスペンションなどが変更されており、鈴鹿でのセットが決まっていないようです。2人のライダーが交互に乗るため、なかなかセッティングする時間も取れません。予選でもセッティングを変更してタイムアタックするのですが、前回の鈴鹿でのベストタイムに全く届きません。新庄自身はライディングの面では以前より良くなっているように思うのですが、マシンのセッティングがずれているのかタイムが上がってきません。予選順位は16位。結局セッティングが決まっていない状態で決勝レースとなりました。とは言っても今ある状況でベストを尽くすしかありません。

決勝日。
朝から雲行きが怪しい天気です。
スタート直前に降り出した雨によりウォーミングアップ走行で、赤旗が出て再スタートとなりました。ピットに戻ってレインタイヤに交換して再スタートです。
が、スタート前にトラブル発生です。リアブレーキが効かないのです。メカニックが慌てて直しにかかるのですが、スタートまでに直すことが出来ずにスタート時間になりました。
雨が降るなかハーフウェットで始まったレース。スタートダッシュが成功し、1周目に13番手で帰ってきました。その後もペースを上げて順位を上げてきています。どんどん前のライダーを抜き、一時は8位まで順位を上げてきました。コース上は雨が降ったり止んだりで、ドライ路面になりつつあります。レインタイヤを履いている状態では厳しくなってきているようです。ピットのサインに従いピットインしてスリックに交換し、給油をして新庄がまた行きました。ポツポツと雨の降る中でのスリックでの走行なので、非常に難しいコンディションです。新庄はなかなかペースを上げることができずに順位が下がっていきます。12番手でピットに戻り、残り20周ほどで民辻に交代。雨が降る中、スリックで走るという難しいコンディションで、民辻はペースを上げることができません。ピットインのサインが出るまで我慢して走るという指示があったにも関わらず、雨足が強くなってきて、民辻はピットに戻ってきました。レインタイヤに交換してコースに戻りましたが、雨足が弱まり、コースが乾いてきて、ピットインでのタイムロスとコースが乾いてきたのとで、レインタイヤでは一向にペースが上がりません。どんどん順位を落としてしまい、結局18位でチェッカーです。難しいコンディションでトラブルを抱えてのレースだったのですが、なんとも後味の悪い、どたばたの300kmレースが終わりました。チームにとってもライダーにとっても課題の多いレースでした。

次はいよいよ鈴鹿8耐です。8耐に向けて問題解決して、万全の体制で挑んで欲しいものです。引き続きMoto Map SUPLLYチームの応援よろしくお願いします。
