前回の事前テストに続き、鈴鹿300kmレースレポートをお送りします。
鈴鹿300kmレースは52周で争われ、ガソリン給油とタイヤ交換があり、ほとんどのチームが2人ペアで走る8耐さながらのレースです。
波多野はマシンのセットを煮詰めていきたいということもあり、本人の意思でこの300kmを一人で走ることになりました。3日間のテストでマシンのセットも良くなってきており、今回のレースに期待がかかります。
金曜日のフリー走行でセッティングを変更してトライしていたけど、思ったとおりにいかず事前テストのタイムから1秒くらい遅いタイムしか出ていませんでした。明けて、土曜日の予選は曇り空の中、30分2回の予選があります。1回目の予選では事前テストのセッティングに近づけての走行となりました。事前テストのタイムより少し上回り2分12秒4。そして、2回目の予選で2分11秒6までタイムアップして、決勝グリッドは12番手となりました。今までの前半戦の中では1番良い成績です。まだまだのタイムではあるけど、決勝に期待が持てる順位となりました。
決勝当日は、蒸し暑く曇り空の下、レースがスタートしました。まずまずのスタートで、1コーナーへ。オープニングラップのS字コーナーでオイルを撒いたマシンがあり多重クラッシュが発生しました。10台くらいのマシンが次々と転倒する異常な事態で、赤旗中断となりました。もしかして転倒者の中に波多野もいるのではと、ピットに帰ってくるのを待っているとなかなか戻ってきません。やはり波多野も多重クラッシュに巻き込まれており、なんとか再スタートしてピットに戻ってきました。次のスタートまでに間に合わすために、必死にスタッフがマシンを修復しています。スタッフの頑張りでなんとかマシンを修復させ、再スタートに間に合いました。2度目のスタートもうまくいき10番手でオープニングラップを通過。10番前後を争っており順調に走行していました。そして予定通りの24ラップでピットインしガソリン給油とタイヤ交換、13位でコースに戻りました。その後ペースを上げて11位まで順位を回復していました。が、しかし、30ラップを過ぎたあたりからペースが落ち始め何か様子が変です。その後どんどんペースが落ちだして20秒台でのラップタイム走行となっていました。これは何かトラブルを抱えているようです。39周目にピットインし、スタッフに抱きかかえられてマシンを降りリタイヤという結果になってしまいました。
前回のオートポリス後に腰を痛めており、走行中に激痛で走れなくなったようです。体力の消耗による熱中症にもなり動けなくなるほどでした。今回順調に走っていただけにとても残念な結果となりました。波多野は300kmを一人で走りたいと言っていただけに、体調不良でリタイヤとはなんとも残念な結果です。
波多野には次のテストまでにきちんと腰を治して、8耐までにしっかりトレーニングをして万全の体調にしておくように言いました。
8耐までには1ヶ月半ほどの時間があります。8耐までにマシンの準備もですが、ライダーもしっかり体つくりに専念して万全の体制で8耐に挑んで欲しいものです。今年の8耐のペアライダーはST600に参戦している生形秀之選手と出場することに決定しました。次回の事前テストからMotoMapSUPPLYチームのメンバーとして参加します。次回は事前テストの模様をレポートします。引き続きMotoMapSUPPLYチームの応援よろしくお願いします。
