みなさんこんにちは、スズキレーシングアドバイザーの北川圭一です。
いよいよ全日本ロードレースがツインリンクもてぎで開幕しました。MotoMapSUPPLYチームのレースレポートをお送りします。
天候にも恵まれレースウィークとなり、決勝当日も暖かく穏やかな晴天の中、開幕戦が行われました。

JSB1000の波多野選手は前回の事前テストでマシンのセットアップを仕上げることができなかったため、このレースウィークできっちりマシンを仕上げたいところです。セッティングが決まらない中、金曜日、フリー走行時にダウンヒルコーナーでフロントを滑らし転倒を喫してしまいました。幸い怪我はなく次の日の予選に挑みました。
今回の予選はノックアウト方式での予選です。この予選方式は第1セッションで予選通過者全員が走行し、24位までに入ると第2セッションに進出することができます。第2セッション上位12台にはいると、最終セッションへ進みポールポジションを争います。
結局、予選までにマシンのセッティングを詰めきれなかった波多野は、思うようなタイムが出ずに、最終セッションに進出することができなく、予選は17位で終了。思うようなマシン作りが出来ないまま決勝に挑むこととなりました。

スタートはまずまずで、オープニングラップを15位で通過してきました。その後、3週目にベストラップを出した後、タイムが上がらないまま、たんたんと周回を重ね、前方で転倒者があったこともあり13位でチェッカーを受け8ポイントを獲得。
「事前テストからマシンセッティングが決まらず、攻めることができない我慢して走行する厳しいレースだった。次の筑波はマシンのセットをしっかりまとめて結果を残したいです。次のレースに期待して下さい」(波多野)
重要な事は、マシンのセットアップを事前テストで積み上げていき、走行ごとにタイムアップしていくこと。JSB1000クラスのマシンはサスペンションなどのセッティングが難しく、上手く自分のライディングに合わせてマシンを作りあげていかないと速く走ることが出来ません。JSB1000に出場するトップクラスのライダー達は、事前テストでコースや自分に合ったマシンを決め、レースまでに速いタイムで連続走行出来るマシンに仕上げていきます。
波多野にも早く自分に合ったマシンにセットアップする能力を身につけて欲しいところです。次の筑波の事前テストでしっかりマシンを仕上げ、第2戦筑波に期待したいですね!

ST600は、新庄選手が初の全日本参戦することでの緊張もあってか、金曜日のフリー走行時に転倒を喫しました。こちらも幸い怪我はなく、その後、少しヘコんでいたけど走行する度にタイムを少しづつ上げ、予選でのグリッドは30位。行方選手が32位といまひとつ二人共にタイムを詰めきれなかった様子。
そして迎えた決勝では、スタートは2台共に上手く決め、25位、26位と並んでオープニングラップを終えました。2周目には行方がダウンヒルコーナーで突っ込みすぎてコースアウト、大きく順位を下げました。その後、思ったようにペースが上がらないままに、たんたんと周回をこなしていましたが、11周目に2コーナー立ち上がりで転倒車がコース上に残り危険回避のため赤旗によりレースが中断となりました。結局、10周目終了時点の順位でレースが成立しました。結果は、行方が30位。
「レース中に色々とライディングを試しながら走り、少し走り方が解かってきた,次はもっと上を目指します」(行方)
「序盤前に行こうとあせって力が入りすぎてペースがなかなか上がらなかった。後半に力も抜け、タイムが上がってきてさあこれからというところ赤旗中断でがっくり、23位でレースを終えました」(新庄)
新庄には、レース前に、“最終ラップにベストラップを出してこい”と言いました。
すると、赤旗中断になる最終周にベストラップが出ていましたので、アドバイス通りの結果を出してくれました。が、しかし、もっと速いタイムのベストラップだったらいいんだけどね・・・
次は、二人共もっと上の順位で争って欲しいものです。
みなさんこれからもMotoMapSUPPLYチームに暖かいご声援よろしくお願いします。
